包茎手術は様々な痛みが伴うことがある
包茎手術は陰茎を包んでいる包皮を切除する手術ですので、包茎手術の傷そのものも痛みの原因になります。
しかし、これまでは露出してこなかった亀頭が下着に触れると敏感な部位ですので痛い、と感じてしまう可能性もあるかもしれません。
術中に効かせる局所麻酔は1時間から2時間程度で切れてしまうので、痛いと自覚するのは包茎手術を受けた日の夕方から夜ということになります。
そういった術後の痛みを緩和させるために、痛み止めが処方されます。多くの場合は消炎鎮痛剤ですが、完全に痛みを抑えることは出来ません。
ズキズキする痛い陰茎を少し忘れられる程度の効果しか無いと思ったほうがいいでしょう。
また、こういった痛み止め副作用には胃腸へのダメージが挙げられるので、同時に胃薬も処方されているはずです。
痛い傷口の症状を緩和するために胃潰瘍を作らないため、胃薬もきちんと併用しながら術後の痛い時期を乗り切りましょう。
感染も痛みの原因となるので清潔に保つことも大事
包茎手術後の合併症で最も怖いのは感染症です。
手術した傷口から雑菌が侵入することによって傷口に炎症が起こり、何もしなくても痛い陰茎がさらに熱を持ったようになり、痛みも感じることになります。
そのため、包茎手術後は陰茎を清潔に保ち、出来るだけ濡らすことを避けるなどの対策が必要ですが、感染に備えて病院から抗菌薬が処方されることがあります。
包茎手術の傷口がある程度閉じてくるのは2週間後くらいだと言われており、陰茎への刺激を避けなければならないのは4週間前後だと言われています。
術後の管理はその病院によって異なりますが、抗菌薬は1週間から2週間程度飲み続けられるよう処方されるのが一般的です。
傷口が閉じ切っていない時期に感染してしまうと傷口が閉じるのが大変遅くなってしまうために、その期間をフォロー出来るように抗菌薬を処方されることが多いのですが、抗菌薬を飲み切ったとしても感染には注意して陰茎の状態を管理していきましょう。
まとめ
包茎手術の後は様々な要因で痛みを感じることがあります。完全に痛みを取りきることは出来ませんし、日常生活の中で痛い、と感じることもあるかもしれませんが、上手く術後の痛い時期を乗り切るために様々な薬が処方されることになります。
抗菌薬も含まれていることも少なくないため、しっかり処方された分は飲み切る、ということを徹底することで、キレイに早く包茎手術の傷が治ってくれることでしょう。1か月前後の辛抱をしっかり乗り切りましょう。